ストレスダイアリー

愚痴のジャックポット

土俵の違いには気付かないといけない

争いにしてはすごいレベルの低い話ですが、ハッとさせられたので書いておきます。

 

小学生の時に、ポケモンが流行ってた。その友達の中の1人がバシャーモってポケモンを育てていて、自分はカイリューというポケモンを育てていた。レベル上げして最高レベル100に先に辿り着くのはどっちかみたいな感じだった。

 

レベル上げには全力を尽くして、一晩で90くらいを98にしたことがある。

自分では大満足の出来だった。絶対あいつよりもレベルが高いだろうと、とりあえず寝た。

 

次の日、なんとそいつは100だった。衝撃だったと同時に、自分の忍耐力のなさとか、なんで慢心を捨てて残り2上げなかったのかとか、小学生ながらに自分の非力さみたいなのを突きつけられた気がする。

 

( 上がバシャーモ、下がカイリュー。 )

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で、もう10年以上も前の話なのにまだ覚えてるってことは、それだけトラウマみたいな感じなんだと思う。すごい辛かった。別に泣くとかはなかったけど。

 

昨日くらいにそれをフラッシュバック的に思い出して、「ん?」となった。

そもそもポケモンってそれぞれ必要経験値が異なる。弱いポケモンはサクッとレベル上がるし、強いポケモンはその分必要経験値が重い。例えばバシャーモは最初に手に入るポケモンだから必要経験値が低くて(弱くはないけど)、カイリューは結構玄人向け的なポケモンだから必要経験値が高くても何もおかしくない。

調べてみたら、案の定。バシャーモの必要経験値は105万で、カイリューは125万。20万も差がある。

1回のバトルでは普通は1000-3000くらいかな、だからバトル数で言うとかなり差がある。

小学生だから知らなかったのは仕方ないけど。

 

土俵がそもそも違っていても、競争で負けたりするとすぐに自分を責める癖がある。相手とか、環境に何か原因を求めるようなことをしないというのは、時には自分を殺すこともある。

これはここ1年くらいで学んだことなんだけど、まだまだ自分を責める癖は抜けてない。明らかに周りが悪いこともあって、毎回周りのせいにするのもアレだけど、自分に非がない時ってあるよね。最近は環境の劣悪さとか相手の理不尽さに気付くようになった気がするけど、それでも自分を責めちゃう。