下手な例え話とr/woooosh
例え話がヘタクソな人っているよね。そのヘタクソな例え話を聞かされた人の反応って、大体が「どういう意味?」なの。まず理解できないから。意味が分からなかったらその場で分からないっていう意思表示をして、理解を深めた方がいい。分からないことが分からなくて分かってる気になってただけだったとしても、それは例え話が下手な側が悪いんじゃないかと思う。
ただ、例え話が下手な人であったとしても、例え話に突っ込むのがタブーみたいな風潮がある気がする。マジレスしようものなら、「いや例え話なんだからw」みたいなことを言われる。それがネットであれば最悪叩かれまくる。普通は例え話が下手な人の方に責任がありそうなのに。
これはジョークでもそう。ジョークが理解できなくてそのままマジで突っ込むと、英語だとr/wooooshとか言われる。これはジョークだぞでもバカなお前は理解できなかったぞバーカバーカという意味なんだけど、むしろジョーク作った側が修正点として考慮すべきなんじゃないのかなーとか思ったり。
別に自分が理解できないから言ってるわけじゃない。笑いたくなったらジョークを調べるくらいには好きだし、現地人しか知らないような文化的なジョークでもなければ理解できる。でもwooooshされてるのを見ると可哀想だと思ってしまう。
「この世には3種類の人間がいる。数が数えられる人間と、数が数えられない人間だ。」というジョークがまさにこれに当てはまる。初めて見たときは、こんなに面白いスタイルの冗談があるのかと感心した。でも理解できたからといっても、できない人間がバカだとか煽られるのは不条理だなあと思う。このジョークに対して「え?3種類じゃなくて2種類じゃん。」とか言おうものならアウト。でもこういうスタイルのジョークが単純にウケてないだけで、もっと事実を淡々と述べただけのジョークとかがウケやすいんじゃないのかなーとは思う。このジョークの場合、もうすでに答え出てるからまだ分かりやすい方ではあるけど。
ただ全く理解できなくて、いまだ意味が分からずモヤモヤしているものがある。
普通に頭が悪い人なんだと思った。冗談だと理解できた人もいたみたい。ただ大多数は頭悪い人だと思ってて、義務教育やり直せとかなんとか。ネタツイートにマジレスしてるバカどもとか、ネタをネタとして理解できないとかで晒されてた。
ネタをネタとして理解できなかったのはまあ恥ずかしいと思ったけど、同時に、ネタがネタとして理解されないのもどうなの、って悶々とした。ネタだと分かっても笑えなかったよ。現実的にあり得る程度のバカさ加減が余計にネタを分かりづらくしてる。
殺人予告とかって普通に逮捕されるじゃん。でも逮捕された時のコメントって大体「冗談のつもりだった」なわけで。
冗談なら許されるわけじゃないし、冗談なら冗談と分かりやすくしないといけないし、冗談であれば面白くなければならない。
だから人を笑わせるのは難しいと思うんだけど…?
ネタツイート書いて、それがネタだと理解されなくて叩かれて、最後に「ネタをネタとして理解できない人たち」と本人は捨て台詞を吐いてて気持ち悪かった。
r/wooooshもそうだけど、ネタとして理解されているのであれば、何があろうと「マジレスするというネタ」「ネタだと理解できないというネタ」みたいな感じになって、誰もネタをネタと理解できてないなんて気付かないと思うしなあ。
このツイートの場合だと大阪版のものがあるみたい。それの延長だから、それを見たことがある人は笑えたらしい。でもそれ内輪ネタじゃん。理解できない人がいても仕方ないわけで。
漫才もネタかどうかをハッキリさせるためにツッコミ役がいるし。
「ここ、京都だと思うんですけど、なんで警報出てないんでしょうね?神社とかですかねー?」
これツッコミ役いなかったら絶対ウケないでしょ。ナイツのツッコミ役がいないボケみたいになってるじゃん。ヤホオで検索したんですがーって1人で言ってたら苦笑いしかできない。
自分が嫌いなのは、ただの頭の悪い人ではないんだなと思った。
状況を広く捉える能力が欠けてるとか、ネタになってないのにネタが理解されてないだけだと思ってるとか、コミュニケーション能力に関係のあるスキルが極端に欠如してる人なのかも。